BitVisor のインストール
1. 要求・推奨環境
- Intel VT 機能に対応した CPU (Core 2 Duo など)を搭載したPC(必須)
- GRUB ブートローダ(必須)
- ゲストOS(Windows Vista, Windows XP, Fedora 7,Debian GNU/Linux 4.0推奨)
- コンパイル環境(Fedora 7,Debian GNU/Linux 4.0推奨)(コンパイル時は必須)
- ※64bit版をコンパイルするためには,コンパイル環境も64bit対応である必要があります.
- PS/2 キーボード(デバッグ用)
- 開発ツール(GNU make, gcc など)(コンパイルする場合)
2. 事前準備
2.1. ゲストOSの準備
32bit版の Fedora 7 もしくは Debian GNU/Linux 4.0 等の Linux, Windows XP, Windows Vista などがインストールされたPCを準備して下さい.他の OS ではまだ動作確認をおこなっていません.
2.2. BIOSの設定
BIOSの設定で「VT機能」がデフォルトでOFFになっていることがあるので,ONになっていることを確認してください.
2.3. GRUBの準備
起動時に GRUB が起動するように設定をおこなってください.Windows のみの環境の場合は,「GRUB for DOS」を使う方法があります.
3. コンパイル
バイナリ版を使用する際は,次の「4. GRUBの設定」のステップに進んでください.コンパイルするには,gcc や make など ELF バイナリを生成できる環境が必要となります.64bit版をコンパイルする場合は,コンパイル環境も64bitに対応している必要があります.
3.1. ソースコードの展開
適当なディレクトリで bitvisor-0.2.tar.gz を展開してください.
3.2. コンパイル
以下のようにすると,bitvisor.elf が出来上がります.
# tar xvfj bitvisor-0.2.tar.bz # cd bitvisor-0.2 # make
.config ファイルを修正することで,各種設定を変更できます.
4. GRUBの設定
4.1. bitvisor.elf のインストール
bitvisor.elf を適切なディレクトリにコピーします.
# cp bitvisor.elf /boot/
4.2. menu.lst の修正
bitvisorを起動するために,menu.lst に以下の内容を追加します.
title BitVisor root (hd0,0) kernel /boot/bitvisor.elf
"root (hd0,0)"の欄は,bitvisor.elf をコピーした場所に合わせて適宜置き換えて下さい.
5. BitVisor とゲストOSの起動
5.1. PC の再起動
PC を再起動して GRUB のメニュー画面を表示させます.
5.2. BitVisor の起動
GRUB のメニュー画面から BitVisor を選択します.
図1:GRUBメニュー画面におけるBitVisorの選択
BitVisor の起動画面が出たあと,再び GRUB のメニュー画面が表示されます.この時点で既に BitVisor が動作しています.
図2:BitVisorの起動画面
5.3. ゲスト OS の起動
GRUB のメニュー画面から起動したいゲストOSを選択します.
図3:GRUBメニュー画面におけるゲストOSの選択
以後,BitVisor 上でゲスト OS が起動します.
図4:ゲストOSの起動