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セキュアVMワークショップ「開発者自らが語るVMの作り方」

2008年11月18日(火)
富士ソフト アキバプラザ

開催趣旨

 筑波大学を中心とする研究グループでは,文部科学省 科学技術振興調整費(平成18〜20年度)の支援を受けてセキュアVMの研究開発プロジェクトを推進しており,その成果の一部は既にオープンソースソフトウェアとして公開しています.このソフトウェアは,VMレベルでセキュリティ機能を提供するということに加えて,我が国の若手開発者の手によって作られている純国産VMであるという特徴も有しています.

 これまでに2回(平成19年および20年3月),一般向けシンポジウムを開催して参りましたが,今回は,セキュアVMのプログラミングを実際に行っている開発者自らが,VMという難易度の高いソフトウェアの開発をいかにして行っているかを御紹介しつつ,皆様からのご意見や御示唆等を頂戴する場として本ワークショップを企画しました.振興調整費による支援は本年度末までであり,また,VMやOSレベルのソフトウェアをスクラッチから開発するチャンスはそう多くはないとは思われ,この機会にぜひ,VMやOS作りに興味をもつ皆様と知見の共有と交換を致したく,ご案内申し上げます.

開催概要

主催筑波大学
日時2008年11月18日(火) 13:00〜17:00 (受付12:30〜)
会場富士ソフト アキバプラザ 6F セミナールーム1(秋葉原駅近く)
http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/
参加費無料(先着80名)
参加申し込みhttp://www.osss.cs.tsukuba.ac.jp/svmw/
Webページhttp://www.securevm.org/svmw/
問い合わせ先svmw (atmark) osss.cs.tsukuba.ac.jp
筑波大学大学院 システム情報工学研究科(品川,長谷川)

プログラム

時間内容
12:30受付開始
13:00〜13:20

セキュアVMプロジェクトの概要

◎加藤 和彦 (筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授)

文部科学省 科学技術振興調整費 重要課題解決型研究「高セキュリティ機能を実現する次世代OS環境の開発」として研究開発を進めているセキュアVMプロジェクトの概要を説明する.

13:20〜14:00

セキュア「BitVisor」のアーキテクチャ概要

◎品川 高廣 (筑波大学大学院 システム情報工学研究科 講師)

セキュアVMのアーキテクチャ概要について説明する.まず,セキュアVMの目的や要求事項を技術的観点から説明し,次にセキュアVMプロジェクトで開発中の仮想マシンモニタ「BitVisor」の設計と実装について説明する.

14:00〜14:40

PCの仮想化支援機能とBitVisorコア技術詳細

◎榮樂 英樹(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)

PC におけるプロセッサの仮想化支援機能の概要と,BitVisor のコア技術の詳細について述べる.まず,プロセッサの仮想化支援機能について,従来からある「仮想 8086 モード」と,最新の「Intel VT」および「AMD-V」の概要について説明する.次に,BitVisor において仮想化支援機能をどのように利用しているか,および,BitVisor の開発にあたって困難を伴った点について説明する.

14:40〜15:00休憩
15:00〜15:40

BitvisorとI/O仮想化技術

◎保理江 高志(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)

Bitvisor最大の特徴である「準パススルー型アーキテクチャ」へのI/O仮想化技術"Intel Virtualization Technology for Directed I/O"に基づく機能拡張について,技術的側面を解説する.

15:40〜16:20

BitVisorにおけるUSBの仮想化方式

◎松原 克弥((株)イーゲル シニアアーキテクト)

BitVisorにおけるUSBの仮想化方式について述べる.USBは,USBメモリやIDカードリーダが接続されるインタフェースであり,BitVisorにおいて管理すべき重要なデバイスの一つである.本発表では,USB1.1 H/W仕様の一つであるUHCI (Universal Host Controller Interface)に準拠したUSBデバイス入出力を仮想化する方式について説明する.UHCIの仮想化実現において,UHCI特有の技術的課題が多く存在した.発表内では,主要なOSにおけるUHCIデバイス制御方式を解説し,それらに関連した技術的課題と一解決法を紹介する.

16:20〜17:00

BitVisorにおける透過的なVPN処理の設計と実装

◎登 大遊(ソフトイーサ(株)代表取締役会長)

BitVisorでは,ゲストOSがネットワーク通信をしようとすると,予め設定したVPNゲートウェイ装置との間でIPsecトンネルを確立し,すべての通信をVPNを通して行う.これを実現するために,VPNクライアント機能を透過的に利用する仕組みをVMに組み込んだ.その設計と実装について解説する.

アクセス

場所

富士ソフト アキバプラザ
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
富士ソフト秋葉原ビル

交通

  • JR東京駅より3分/JR上野駅より3分/JR池袋駅より20分
  • JR新宿駅より12分
  • つくば駅(つくばエクスプレス)より45分

Googleマップ


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